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児玉党ここによみがえる

有氏神社案内板


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有氏神社の入口にある案内板には、以下のことが書かれています。 有氏神社案内板

有氏神社の盤台祭り

所在地 埼玉県児玉郡神泉村大字下阿久原三十四番地 有氏神社
指 定 平成四年三月十一日 埼玉県指定無形民俗文化財

 有氏−ありうじ−神社は、武蔵七党の一つである児玉党の祖、有道惟行−ありみちこれゆき−をまつると伝えられている。地元では、有氏は有道の転訛であるといい、祭りを称して「アリッツァマの祭り」とか「裸祭り」とも呼んでいる。この祭りは正徳三年(一七一三)に始まったとされ、祭日は陰暦九月二十九日であったが、現在は十一月十九日に行われている。
 祭りの特色は、氏子が毎年交替で祭り番となり、祭りに関するすべてを行うことにある(これを頭屋制−とうやせい−という)。祭り当日は、頭屋宅で赤飯(小豆飯)とシトギ(水に浸しておいた粳米−うるちまい−を臼でついたもの)を作り、赤飯は大きな盤台−ばんだい−に盛り付けておく。準備が終わると、神官を先頭に神社へ行き、社前で祭典を執り行う。
 祭典後、氏子たちはふんどし姿になって盤台を高々と持ち上げ、「上げろ、下げろ」の掛け声も勇ましく神輿−みこし−のようにもんで境内を練りながら、盤台の中の赤飯を四方八方にまき散らす。参詣者は争ってこの赤飯を受け取り、オミゴクと称していただく。この間、約四、五分の短い時間であり、赤飯をまき尽くすと、手じめをして祭りは終わる。
 なお、この赤飯を食べるとその年の災厄からのがれることができ、お産は安産ですむという。このため、この祭りは安産祈願、子孫繁栄、疫病退散の祭りと言われている。

平成六年三月     
 埼玉県教育委員会 
 神泉村教育委員会 
 有氏神社裸祭保存会

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